Archive for category live / event

Summer 2022

FUJI ROCK FESTIVAL ’22
https://www.fujirockfestival.com/

すいている新幹線。車内で埋める睡眠。越後湯沢駅前にできていたマツキヨ。待ち時間のないシャトルバス。激雨の2019年から3年ぶりの苗場。

午前の優河バンドがキャンセル。天空でお昼までゆっくり。ひさしぶりのライブはJapanese Breakfast。ステージを飛び跳ねながらパフォーマンスするミシェル with あのドラと犬のお衣装。丸かぶりで鈴木実貴子ズは観られず。すこしElephant Gymを観てから奥地へ。途中ホワイト近くで聴こえる、違う、そうじゃない。ヘブンの一番前でAltın Gün。中盤くらいのところでホワイトへ。この日一番の目当て、Black Country, New Road。いやあ。よかったなあ……。よかった。最後の”Dancers”終盤でこみ上げてきてうるっとなっていたら、歌っていたタイラーも泣いていた。その後は遠巻きにSuperorganism、Tom Mischをすこし、Mogwaiをしっかり。Fear Satanで吹き飛ぶ疲れ。ありがとうセットリスト。

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SUMMER SONIC 2022
https://www.summersonic.com/

限られた時間で、The Linda Lindas、beabadoobee、Squid、SE SO NEON。

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Sigur Rós World Tour 2022
https://www.creativeman.co.jp/artist/2022/08sigurros/

Tokyo Garden Theatre

熱帯夜の有明。2部構成、3時間。darksness/brightness。static/dynamic。何より”Smáskífa”の美しさに震えた。

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2020

なんとなく続けている来日メモ。2020年は取り消し線でいっぱいになった。特に、12月の期限ぎりぎりで払い戻ししたBig Thiefの公演中止はもう残念で残念で残念。今のバンドをどうしても観たかった…。先日公開されたAdrianne LenkerソロのTiny Deskをくり返し見て、逃したものの大きさをあらためて。”anything”は今年のベストソングのひとつ。

年に数十は行っていたライブも、今年は1月2月での4回だけ。Bon Iver、Kittyhawk、Lucy Rose、Tiny Moving Parts。それと、奇跡的に当たった1Hネタライブでオードリー。すくないながら、好みが凝縮されている気がする。そしてすべてよかった。
コロナ後、音楽のライブにはまだ行けてない。情報はチェックしているし気になるものもあったけど、足が伸びず。これからイベントはさらに大変になっていくと思ってる。状況が落ち着けば戻ってくる人たちの裏で、行くのが怖いからではなく、行かない生活に慣れてしまった人たちが増えるから。聞こえないさよなら。

大変な1年の中でも、1月に観光で日本に来ていたJulianna Barwickとのカラオケや、”Waken”とFEMの”Light”のリリースでおかえりCuusheなど、うれしいできごともあった。大好きな”Spread”がようやく。歌詞やアレンジの変遷も感じながら。ライブでやるこの曲がまたいいから、もう一度ステージに立つ姿を見たいという気持ちと、もうないんじゃないかなと言うあのこがおだやかに過ごしてくれたらそれでいいという気持ちとどちらも。後者のほうが強いかも今では。


先の見えない2021年はいったいどんな。

よく聴いた1曲。

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Death Cab for Cutie at Fuji Rock Festival ’19


 
大変な1日!大変な。

アメフトのあとAlice Phoebe Louを観に行くつもりだったのを、いろいろ考えてホワイト待機を選択。じっと待つお客さんたちと対照的に、ただの転換ではなくなったステージ上はバタバタとしていて、たまった雨水を何度もかき出したり、エフェクターボードや照明をビニールで覆ったり。それを亡霊のような姿で見ながら、正直帰る選択も頭に浮かんだくらいの1時間弱。バンドが出てきたときはほんとうにホッとした。

シカゴでのさよならクリス以来、5年ぶりに観るデスキャブ。はじめて観る5人のデスキャブ。待っていてよかったと心から思うようないいライブをしてくれた。
まずはとにかくパワフルになった。人数だけじゃないバンドとしての厚みも強度も増して。把握しきれてはいないけど表現やアレンジの幅もそう。5人というフォーメーションの見映えのよさもある。それとこの日のステージング。最後の来日、2012年サマソニの荒ぶったライブを覚えているのだけど、そのときとはまた違う整った熱さというか。厳しいコンディションによる出演時間の変更削減、MCもほぼ削ってという状況で、なんとかオーディエンスをたのしませようといつもより大きめのアクション→アグレッシブな印象のライブになったのかなーと思ってる(主にベンについて)。その想像が合っているかは置いといて、さまざまな要素が合わさった結果、雨の中待ちつづけたお客さんにも、配信を見ている人にも大きな盛り上がりをもたらした。「地味なバンドだと思ってたけど印象変わった」ってつぶやきけっこう見たから、いい方向に作用したところもあったのかもなあと勝手にすこし救われる気持ち。

よかったこと残念だったこと簡潔にいくつかピックアップ。
よかったこと。おなじみの”We’re Death Cab for Cutie from Seattle, Washington!”を聞けたこと、”No Sunlight”の”anymore!”のあおりと溜め(昔で言う”Blacking Out the Friction”の”alone!”みたいな)、”What Sarah Said”の終盤のアレンジ、体幹の強そうなDave Depperの体とジャンプ、Zac Raeのスーツ姿を見られたこと、ペットボトルじゃなくてマイボトルでの水分補給(→参考)。珍しく最前方に行ったので熱めのファンの方々の反応を見られたことも。配信の音声では”Soul Meets Body”のパラッパラッパッパーくらいしかちゃんと拾われてなかったけど、前方は他の曲もけっこうシンガロングしてた。などなど。

残念だったところ。視界は仕方がないとしても、降雨の音+カッパのフードをかぶらなきゃいられない(耳が覆われる)せいで音を満足に捕らえられなかったこと、あとはやはりセットリスト。核となる曲はほぼ固定なので、おかずになる数曲。このおかずがとても重要。直前のシンガポールのライブは単独なのでその前のカルガリーでのフェスで考えると、出演時間は同じ1時間半で17曲。やっぱり2曲は削られたのだろうなあ…。カルガリーでは”Autumn Love”と”Expo ’86″だったけどフジではどの曲だったんだろう。

* Death Cab for Cutie Concert Setlist at Calgary Stampede Coca Cola Stage, Calgary on July 14, 2019 | setlist.fm

長い間やっていなかった”Styrofoam Plates”が今年に入って演奏されるようになった。セットリストは時々チェックしていたから知ったときは驚いて、フジまで数ヶ月ずっとそわそわしていて。可能性があったことは確かなので、ほんとにこれはくやしい!!!それくらい大好きな曲のひとつ。あとは”We Looked Like Giants”もやってほしかったなあ。ピアノをフィーチャーした今のアレンジめっっっっちゃくちゃかっこよくて。


* Death Cab for Cutie Live at Mankato Civic Center – Grand Hall on 2019-07-09 : Internet Archive

そしてそして最後にひとつ、”Transatlanticism”を始めるベンの言葉が”See you soon”ではなく”Goodbye”だったこと。アジカンのゴッチさんがつぶやきもしていたけど、やっぱり日本で単独は簡単ではないのだと思う。最愛のバンドでありながらうなずいてしまうもどかしさ。最後の来日から7年も経っているわけだから、今回はじめて観る人も多かったはず。この生の体験や配信での盛り上がり(+新譜リリースやChance the Rapperとのコラボのタイミングも)を受けて、再評価→再来日へつながりますようにと祈ってる。

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Death Cab for Cutie at White Stage, Fuji Rock Festival ’19

01. I Dreamt We Spoke Again
02. The Ghosts of Beverly Drive
03. Long Division
04. Title and Registration
05. Gold Rush
06. Crooked Teeth
07. No Sunlight
08. What Sarah Said
09. I Will Follow You into the Dark
10. I Will Possess Your Heart
11. Black Sun
12. Northern Lights
13. Cath…
14. Soul Meets Body
15. Transatlanticism

* ラインナップ|フジロックフェスティバル '19
* DEATH CAB FOR CUTIE | FUJIROCK EXPRESS '19
* DEATH CAB FOR CUTIE | FUJIROCK EXPRESS '19 ENG Ver.

* 【FUJI ROCK FESTIVAL ’19】ライブ&フォト・レポート | Billboard JAPAN
* DEATH CAB FOR CUTIE @ FUJI ROCK FESTIVAL ’19 – PHOTO REPORT | A-FILES
* 『FUJI ROCK FESTIVAL ’19』DAY2 – goo ニュース
* 9月に最新EP配信!新曲の公開も。そしてメンバーの素の表情が見られる貴重なチャレンジ動画も公開! | Death Cab For Cutie | Warner Music Japan

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メンバーのInstagram。Dave Depperは長めの滞在やフクロウカフェなど、一番日本をエンジョイしてそうだった。

普段バンド公式でもライブ後に写真をアップするのに、残念なことにフジのはなし。万が一そのことを気に病むファンの方がいらしたら、いつかのストーリーに載せていたこのメッセージを。写真はあるけどな…!

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デスキャブのことだけになってしまったけど、Jay Som、Cake、Unknown Mortal Orchestra、Alvvays、アメフトと天気以外はとても充実した日だった。Alvvaysは魔法!

翌日帰ってから配信をキャプチャして見返していたら、だんだん記憶が映像のほうに上書きされていく気がしてきて。なので音を整えてライブ音源にしたものをたくさん聴きかえしてる。グッド。

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デスキャブ20周年

https://www.instagram.com/p/BX9DCvIFALn/
8月の終わりの、デスキャブアカウントのポスト。8/18のSomething About Airplanesリリースから19周年と、8/31のPlansリリース12周年。リリースも重要だけど、デスキャブは1997年結成のはずだから、結成20周年じゃないか!なぜかそこは触れてない。
長いバンドの歴史を、ぼくはどう追ってきたかを振り返ってみようと、ざっくりな年表を作ってみた。

* Death Cab for Cutie – Wikipedia
* Death Cab for Cutie at Discogs
* Death Cab for Cutie japan | setlist.fm

1997/xx/xx – You Can Play These Songs with Chords
1997/11/22 – First Show, Acoustic at The Pacer House, Bellingham WA.
(↑20年たった2017/11/22にベネフィットリリース)
1998/8/18 – Something About Airplanes
2000/3/21 – We Have the Facts and We’re Voting Yes
2000/10/24 – The Forbidden Love EP
+++ マイ歴史はここから +++
2001/9/19 – We Have the Facts and We’re Voting Yes +5 (日本盤)
2001/9/19 – The Photo Album (日本盤)
2001/10/9 – The Photo Album
2002/3/1 – The Stability EP
2002/10/22 – You Can Play These Songs with Chords +10 (CD)
2003/9/18 – Transatlanticism (日本盤)
2003/9/24 – [原宿 ASTRO HALL] (初来日)
2003/10/7 – Transatlanticism
2003/11/19 – Something About Airplanes +4 (日本盤)
2004/3/15 – [渋谷 CLUB QUATTRO]
2005/3/xx – The John Byrd EP
2005/8/30 – Plans
2005/7/26 – Drive Well, Sleep Carefully (DVD)
2005/8/14 – [SUMMER SONIC 05]
2005/9/21 – Plans (日本盤)
2005/9/21 – Drive Well, Sleep Carefully (日本盤DVD)
2008/5/13 – Narrow Stairs
2008/7/9 – Narrow Stairs (日本盤)
2008/8/9 – [SUMMER SONIC 08]
2009/2/14 – [新木場 STUDIO COAST]
2009/3/31 – The Open Door EP
2011/5/31 – Codes and Keys
2011/6/8 – Codes and Keys (日本盤)
2012/8/18 – [SUMMER SONIC 12]
2014/9/5 – [Hideout Block Party & A.V. Fest, Chicago]
2014/9/13 – クリス脱退
2015/3/31 – Kintsugi
2015/4/1 – Kintsugi (日本盤)

 
長いなあ、そんなに経ったんだなあと思いながら9月になって。9月といえば、3年前に最後にデスキャブを観たのが9月5日。そして、初来日も9月だった。How-To-Be Death Cab for Cutieという大好きなポスターを、その9月24日にフレームに入れて飾った。

いまだにNarrow Stairs以降の作品にハマれていないので(もちろん好きな曲もある)、それまでの作品や昔のライブ音源をarchive.orgでときどき探して聴くばかり。だけれども、そろそろDave DepperとZac Raeが加わって5人になったデスキャブを観てみたい。やっぱり待つより行くしかないのかも。

archive.orgでは、”Prove My Hypotheses”のやった日の音源をよく聴く。熱かったころを思い出して。と、ひとつおまけ。

“Prove My Hypotheses” from “Drive Well, Sleep Carefully”

Blacking Out the Friction / All is Full of Love (björk) / Sunday Bloody Sunday (U2) (Live at 渋谷クラブクアトロ 2004/3/15)

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イベントメモ

10月はヘニングさん、12月はmiaouまゆみちゃん企画で、今年新譜”Endless Summer”を出したSóleyが2度目の来日!

http://flau.jp/event/henning-schmiedt-japan-tour-2017/

http://tetorecords.com/post/165348553685/s%C3%B3ley-tour-in-japan

夏はフェスも、ほとんどちゃんとライブへも行かなかった分、今週Lucy RoseとJFDRを各2公演。Lucy Roseも、1夜目を終えたJFDRもすばらしかった…。
今年は秋のはじまりが早くてうれしい。

 
イベントメモは引きつづき
http://deathcar.tumblr.com/tagged/events

来日メモも。飽きるまで

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