good luck

6月の終わり、東京国際フォーラムへ。
3月にラジオスターライブを観に来たし、過去にはショーパブ祭りでも来た。そして今回のもオードリーがきっかけだったなあと振り返りながら。

オードリーがMCをする番組がスタートすると知って見始めたひらがな推し。
最初は女の子たちが誰が誰だかわからない、坂道グループというものもよく知らないからたのしみ方がよくわからず、開始2, 3ヶ月はなんとなく流し見していた気がする。最初に覚えたメンバーは影山さん。サッカー経験があって、好きな選手はミラン時代のカカという自己紹介に、へえーと思った記憶。当時はほんとうにそれだけと言っていいくらいで、ほとんどオードリーふたりの振る舞いを見ていた。
そんな第一歩からでも見続けられた理由のひとつには、以前に小藪さんと若林さんMCのE-girlsの番組があって、やはりグループのことはまったく知らなかったけど、MCのおふたりやゲストの力でたのしく見られた経験があったから。

もうひとつは、すでに卒業されている井口さんの存在。始まりたてでメンバーは緊張していて固い、接するオードリーも不慣れとお互いに探り探り進めていく中で、井口さんのおもしろさや逸脱力が、あるときは着火剤、あるときは緩衝材になって多くの場面で空気を変えたり、みんなの助けになっていた。のちに番組内での卒業式で若林さんから労いの言葉とともに語られるように、井口さんが今の番組の方向付けになったというのはとてもとても納得。

回を重ねるにつれて徐々にオードリーとグループの距離も縮まっていき、アイドル番組にしてはかなりお笑いに寄った企画でメンバーの個性も開花していって、気づけば毎週欠かさずどころか、週のたのしみにまでなっていた。グループも成長していくし、若林さん春日さんの変化もたのしめるとてもいいTVプログラム。
個々のメンバーとしてもそれぞれが特徴を発揮していく中で、番組への貢献の大きさを個人的に感じていたのが渡邉美穂さんだった。体力系からおふざけまでいつも全力で取り組む姿勢、頭の回転や機転のよさを活かしたコメント力、シチュエーションに応じた立ち回りや演技。そういった前面でのパフォーマンスにくわえて、先輩にも後輩にも入っていけるグループでのバランサーであり、仲間へ元気を与え支える存在でもありと、人間的な魅力もすこしずつ知っていって、いつからか応援の目で見るように。そんなべみほさんがこの春に卒業発表をした。

番組を見始めてから4年のあいだに2名の卒業があったけど、番組の視聴以外オフィシャルの情報すらチェックしたことがなかったから、経緯も知らずに突然やって来る惜しみを2度とも味わっていた。
オードリーのファンから日向坂に親しみを持ったり好きになった人は多いはずで、そこからライブやイベントに参加するようになる人もまたたくさんいると思うのだけど、いろいろな理由から自分はそこに至ることはなく。それがはじめて思い立って、ほんとうに運よく抽選に当たり、訪れた卒業セレモニー。そして最初で最後の日向坂という体験。
輝くお姿を見届けることができてよかった。みんなの太陽だったことを実感した夜。
これからのご活動もすばらしいものになりますように。

* SODANE – 【日向坂46・渡邉美穂卒業セレモニーレポ】歓びの涙が繋いだ飛行機雲の未来

* 日向坂46 渡邉美穂、“ハッピーオーラ”体現した5年間の集大成 メンバー22人が勢揃いした愛溢れる卒業セレモニー – Real Sound|リアルサウンド

 

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